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<カウントアワセ・勘アワセ・空アワセ・3/3> 覚えておいて損はないアワセの色々シリーズ ②

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みなさん、こんにちは。

本日1回目の投稿です。一日何回かの投稿でしつこくてすんまへん、なにしろテスト中なもので。今しばらくご容赦を。

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 桧原湖の氷上で気付かされたこと
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昔、V社のDVD制作の取材で、桧原に呼ばれたというお話しの続きです。氷上でした。赤城ほどでないにせよ、それなりに渋かったはず。あの長屋みたいな固定型のシェルターの中、数台のカメラとモニターがセットされています。。。


「臭ッせぇ〜〜〜!ゲロゲロ〜〜〜!」


一体何が起こったのか?

それはσ(^_^; のエサ箱から発した強烈な臭気でした。。。当時、いろんなエサの研究をしていて、チーズサシがあるなら、こんなんはどうか、とかやってた時期でした。ともかく、閉めきった長屋の中は、超くっせ〜〜 なわけ。

 「リカちゃん、お願いっ!早くフタ閉めてっ!」

まあこれは、今回のテーマとは関係ありませんけど、急に思い出したので書く。子供の頃から臭い粉をエサに混ぜる手法はやってました。小学校の給食のパン。自分のはさっさと食べちゃって、顔色の青白い、いかにも不健康児っぽい、必ず給食を残す子から、残パンをゲットする。

それにサナギ粉をガッツリ混ぜて練る。それを持って利根川のジャリ穴に放置された真っ赤に錆びた砂利船の先端に座り込む。両足をブラブラさせて釣りが始まる。水面までは3m以上はあっただろう。

ターゲットはハヤ。当地で云う「ハヤ」はオイカワ、白ハエのことね、これが亜鉛ビクの青いネットの口まで、もろ満杯に釣れる。子供の頃のボクちゃん達があまりに釣りまくったので、ハヤはもうこの辺には居なくなってしまった・・・ばき。

ちなみに当地は伊勢崎銘仙の一大産地であり、母方はかなり大きな糸屋/撚り屋/機 (はた) 屋だった。銘仙、すなわち絹織物は made of okaiko で、蚕が繭玉を作ったあとの茶色いサナギが大量に残る。これが臭い。東武の駅のすぐ南東にお蚕場の工場があって、高か〜い煙突が立っていて、その周辺は常に草刈った、もとい臭かった。その辺を通る時は口鼻を押さえて駆け出していた。

今ではあの煙突もニオイも消えてしまったが、蚕を出し入れしていた赤レンガ倉庫だけが現存している。だが横浜あたりとはスケールが違う。折角の遺産だのに高齢化集団たる小さな町ではうまく運営されてない、出来ない。

一万数千人の小さな町だったが、街中には小さな釣道具屋が3〜4軒もあった。家並のあいだの狭くて暗い路地を行くといつもの店がある。そこでサナギ粉を買う。5円。

なにしろ、その町内全体が常時香っているほどだから、材料は豊富にある。だからサナギ粉は超安価だった。多分おかみさんがのり付けして作ったのだろう新聞紙製の紙袋にサナギ粉を入れてくれた。当時はビニール袋なんて便利なものはナカッタ之だ。

不健康っぽいクラスメートやあんまり食の進まない女児からゲットしたパンをランドセルにぶち込んで持ち帰り、その皮を剥いで、それはチマチマ食ってしまって、白い中身に水を湿らせてからサナギ粉を振る、そして耳たぶと同じ軟らかさに練る。耳たぶと同じ、とは誰が教えてくれたのだろう?

こうして練りエサの完成だ。いまでも、こんなんでもお魚さんたちは喜んで食ってくれるのではないか。ワカサギ釣りで練り餌が許されるならやってみれば面白そうだな。

半世紀以上前の懐かしい思い出にはあの臭さがまとわりついている。

あれ?
何のハナシだったっけ? (x_x) ☆\(^^;) バキッ !!

というわけで、桧原湖での取材中に何が起こったのか?そして本題「カウントアワセ」と一体全体、どういう風に結びつくのか?!・・・というオハナシは午後の投稿のココロだ〜

くわ〜〜 今日も一日クソ忙しいぞ〜〜


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