・2023/03/10 三日ほど早めに入院して、その日から各種検査を受けた
・翌11日、担当医からジックリと手術の説明を受け、医師、患者、身元引受人が書類にサインした
・麻酔医の説明&サインも予定されていたが、この週明け月曜日3/13に手術を予定されていた患者が発熱でオペ不能となり、その分の差し替えに充てられる事になった、つまり14日の予定が一日早まった 結果、
・麻酔医の説明はなんと手術当日、というか手術直前になった この際、どうにでもなれ的ヤサグレ患者
・すごい‼️ 左右に開く大きな自動ドアの向こうには、患者、家族、病棟看護士らがごった返していて、幾つもの手術が9時すぎから一斉に始まる由
・多い時は日に10件・・・‼️ その個別グループが、実際の手術現場に散ってゆく 緊迫感、なんて言っている間はない
・現場 管類をセットされているらしいが、酸素マスクが切り替わったらしい 何か言われかけたなと思ったら気を失った(らしい)
・気を失った状態はまさしく 無 である
・もし術中に万が一が起きたとしても、それが タヒ であれば、永遠の無が続くだけだ
・その世界は黒でも白でも色付きでもない 麻酔で瞬間的に眠らされたあとの何かを感じようにも感じられない世界
・だから、怖がるべきは タヒ ではなく、意識のあるヒトにやってくるべき、なんらかのプロセスだろう
・タヒ直前の出来事がどんなであるかは分からない
・意識がある状態で、何かを感じられるなら、それが重大な出来事であるほど怖い
・そんなことを手術前につらつら考えたりしたが、朝が忙しく切迫感など感じている間はなかった
・お決まり定番コース “トントン、●●さん、分かりますか?手術終わりましたよ、トントン、●●さん” で起こされたかどうか、早くも忘れてしまった
・丸時計の時間は10時5分前だったが午前か午後かか分からない
・ノドに挿管されていて声は出せない
・痛むかどうか聞かれたが、返事は僅かに動く頭部か、眼差しだ 相手は手慣れている
・驚いた事に、切られた胸部分の痛みがほとんどない 痛いというより、苦しのは挿管されたノドだ
・どうやら右の首に点滴用の針が刺さっているらしい
・動かない首を少しだけ右に捻り、横目を使う 見慣れた病院の外壁に光が当たっている そうか、時刻は午前10時だ
・つまり、気を失っている間に、24時間経っていたのだ タヒや天使が跋扈する世界は、時間の経過は遥かに早いようだな
・そのうちに、挿管が外された 非常に感じの悪い、手術後初めての処置だったが、それがどんな感覚だったかは 喉元過ぎてすっかり忘れた
・声はしばらく出ませんよ、と言われた通り、出なかったが、小1時間もしたら、どんだん出るようになった
・何時からだったか憶えていないが、この日、担当医が来て、説明が始まった、、、
というオハナシは次回のココロだ〜!