
社用で新潟県へ・・・急ぎの荷物を新潟へ届けろ!
社長命令です。
今回は納品荷物が少ないので、一応、秘密裏に鮎道具を積みました。
へ〜い! 行って参りま〜〜す! 即、GO~!!
途中から、いつも現地に行ってるグループの重鎮さまに
直近の釣況を確認TEL。
が~~ん!!
前日、お仲間がとてつもない釣果をっ!!
具体的な、その釣果は、、、怖くてゆえません。
インパクトと影響ありすぎです。
ともかく、行け~~ 後で報告しろ〜〜
だ、そうです。
やはり、というか、流石というか、鮎トーナメンターだけで構成される
倶楽部の実力はすさまじいもんだな~、、、と。
◇ ◇ ◇
会社出たのは、朝10時過ぎ。
半信半疑ながら、それでも、今回は一応やる気です。
で・・・
午後1時過ぎに、中越でお仕事完了。
これから走って、本日中に北方の川まで
間に合うンかいな〜
まあ、いいや、と北を目指します。
遅い午後、ビュ〜ん、と現地到着。

地鮎の大滝オトリ店。地元名物の塩引きのシャケ。
◇ ◇ ◇
オトリ屋さんの前の渕を覗いてみた。。。
いるいる、ぐっちゃぐちゃいるわ~
追い飛ばしてますな~
こういうことで、ちんたら遊んでいるので
いつまで経っても釣りが始まりません。
◇ ◇ ◇
地鮎(天然オトリ)をもらいます。
一尾@500 養ちゃんも同じ値段だって、、、エライ!
初めての客はオマケだそうで、もう一匹もらいました。
さらにエライ!
◇ ◇ ◇
ようやくポイントにつきました。
午後5時10分前。
もうすっかり夕方です。
夕方の川はガラ空きだ。

なんか暗いけど、昼の熱気が川面に漂います。
シモのトロ場には、残念ながらカジカ採りが2人も入ってます。
仕方ないので、超爆釣だったという、本日は釣りっカスと
思われるポイントへ。
15トン放流ということで、基本的にはチャラッパです。
準備していると、ちょうど、3人のヒトが上がってきました。
良さそうな場所が完全にガラ空きとなった。ラッキー!
一応、聞いてみる。
「どうっすか~?」
「ダミダ~~、大したことね~~」
う、やったぜ、本日の抜かれ分は少ないのかも!?
そのカミに、コロガシのご老人がお一人。
この人、この後、こっちがやめても延々コロがしてましたけど。
しかし、ここらへんのヒトはコロガシ好きだよな~
といいつつ、仕掛け伸ばします。
◇ ◇ ◇
使ったまんまで、巻きとってある仕掛け巻き。
2年前位のナイロンか?
号数も不明、多分、01か0125だろう。
ここ数年はそれ以外のナイロンは使ってないし。
うんまい具合にノーマルハナカンの細め付き。
中ハリスは04か、06くらいか。
完全にチビ鮎専用の仕掛けだな。
シモで見たサカナのサイズから、こんなんで充分だと。
◇ ◇ ◇
用意が出来ました。。。
そう~~っと岸際をあるきます。
ゆっくり歩きます。絶対、音は立てません。
水にも入りません。
ここのポイントのセンターの瀬の水流れ、あるいは、
石の構成などは、このバヤイ、どうでも良くて、、、
むしろ、センターの手前を狙います。
手前がダメならセンターを。
手前側のチャラ瀬の走らせるコースを優先して選びます。
手前に邪魔な石や障害物がなさそうなところ
こっちのサカナが出て行きやすい場所
ともかく引っ掛かりがなさそうな場所。。。
これらはチャラ(へち)釣りの鉄則です。
◇ ◇ ◇
この時期は盛期、しかも夕方だ。
鮎なんてそこいら中にいます。
めちゃくちゃハンでいるのです。
狙いはヘチバミ、かなり岸際なんだから、
泳がせるこっちの都合を優先させるのです。
どうせやれても2時間も出来ない。
他にヒトがいないからって、バシャバシャ入って行って
みんなが狙っていた場所をあっちこっちと
差してみても、どうせ大したことないでしょう。
夕バミの鮎に逃げられるだけだ。
やり方、狙いはひとつだけ、、、
夕方の超入れ掛かり!
静かになった川で一人黙々と入れ掛かり!
この方が絶対に正解なのだっ!
◇ ◇ ◇
急に雲が移動して夕日が射してきました。
あち~~ すごい西日です。
ここでいいや。。。
ちょいシモは、一段下がるので、傾斜がかかって水圧が増す。
カミは浅いザラ瀬の連続。
絞り込みの肩の波立ちが始まるちょい上。
周りよか少し大きめの石周りの控えめな波立ち。
ここの上下15m前後がひとつの平段になっている。
4〜5m先がセンターでさらに大きな波立ち。
まずは手前を狙います。
そうっと座ります。
正座です。
船を納められるよう、石をいくつか、そうっとどかして
「船穴」を作ります。
岸の草まで3〜4m。
それくらい、もろヘチに陣取ります。
普通の人なら、もっと先に立ち込むところでしょう。
◇ ◇ ◇
船のロープは二つ折り、一番短く調整し
シモ側ではなく、カミ側の腰に引っかけます
ロープはしゃがんだ前を通し、
船は身体の脇に密着させます。
船が遠いと数秒のロスが発生したりして
安定した釣り、すなわち、
超〜入れ掛かりが実現出来ないからです。
また、石を乗せて固定したりもしない。
サカナを入れるだけじゃなく、出すこともあるからです。
それは・・・
基本的に、掛かれば一匹づつ交換しますが、
中には、カミにしか登らないとか、一気に下るとかの
クセのあるのがいるためで、2回やってダメなら
舟の中のと、即交代させるからです。
◇ ◇ ◇
ようするに
短時間の超・入れ掛かり命 なのであります。
さ~て、どうなるか?
というオハナシは、またまた明日のココロだ〜
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