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まだ最終決定しない QUATTRO-X 狙いは 4-BTN 3-SPDだっ!
彷徨っていた。
その内実に牙を秘めた初冬の秋風が苦渋の顔色をせせら嗤うかのように東の湖畔街にむけて通り過ぎてゆく。
(-_-;)/(+_+;)\(-_-;) オイオイ、小説 カ~~
キャンプ場前の定番ポイントは坂本Gはじめ、アタリを求めて数十艇のロウボートが結集していたが、こんな事故を起こしたために、その場にはいられなくなった。

それだけではない。焦ってフロントのロープに移動しようとした時に、例の素晴らしかった筈の濡れた新機軸となるべきアンカリング・ロープを踏み、それが滑ってつっぺって(=地元言葉・滑って転ぶ)浮力体の角に左体側を強打した。体内に響く音の加減で「あ、また、やっちまった!」と激痛と少しの後悔が漂った。
その晩のユウヤとの電話で、アンカーを引っかけてしまったお相手は、昨シーズン、某釣具店経由で弊社カタツムリをご夫婦で1台づつ購入された御仁と判明した。あな、恥ずかし。ご迷惑をおかけしました。
さらに数日後には、左の脇腹、肋骨が折れている事も告知された。「一体何回折れば気が済むの?」かかりつけ医に答えた。「あと5回でツ抜けです」「ん?」・・・文字通り、音声通りの ☆\バキッ!であった。
結局、少しだけボートに寝ころんで流されたが、手元に20尾そこそこしか居ないことを思い出し、痛い痛いとブツブツ言いながら再度挑戦する事にした。20尾で事故男では沽券にかかわる。
東に流された分は無しとして、おおよその経路はこのようなものだった。8の字印はその近辺を丹念にチェックしたと思いねえ。

西に移動してサンドウィッチを食らいながら2尾。その2尾の時間間隔は半時間もあっただろう。食事の後始末の最中にイヤな思いが惹起した。それを振り払うように北に移動。大石の少し西、14mに一艇二人乗りがいて、案外楽しそうにやっている。ポツリ、ポツリと上げていた。しかし周りに誰もいないので、しかもあのアンカー事故のこともあるので、かなり離れた東側で一瞬通り過ぎたのを見て、即投下。

やはり全然来ない11〜12m。
ところが不思議な事に魚探に反応ゼロでも2〜3尾が得られた。ベタ底だ。それより釣れたのはう〜ちゃんだ。頭でっかち。本命より数尾多くなって、またその場を離れた。惹起した嫌な思いというのは釣れないバヤイの諦観であった。
ここで40分以上も時間を浪費したか。
「もうダメ、もう帰ろう」
それでも仕掛けは後方に流しつつ、フカンドに向かった。その前の週だったか、商談で立ち寄った際に、組合長が話していた。
「そろそろフカンドに入ってもいい頃なんだけどね」
そろそろ結集しても良い頃。この言葉にそうだったなぁ、ボチボチなんだな〜とリマインドされた事を思い出して、徹底的にフカンドを捜索した。だめ、NO BODY HERE !! まったく人っ子一人居ない状態だった。これで、むしろサッパリした。身体は痛いが、新品のエレキと同じくバッテも生き生きしている。ほぼ諦めつつ、その後、学校前も探索した。時間がわからないので、カップルに尋ねたら2時過ぎとのことだった。
例年、ボートで初期から中期まで賑わう学校前だが、すでに強者共が夢の跡。写るのはせいぜいガスのあぶく程度だった。左親指関節炎もあって、今季のボート釣りはそれまで必ずアンカー係を雇っていた。ただし時給は出ない。一人で乗ったのが初めてということで、喫水線が随分下がってしまって生け簀が上ずった。全部投入した >゚)))waka>< の一部が乾きそうなので回収した。こりゃいかんな〜来年はもう少し考えよう。
現時点で28尾。竿はまだ2本セットされていた。
さあ、帰ろうか、と東を見ると中深近辺一艇と、さらにその東に二人乗りが一艇。後者は馬の背だな。そうか、馬の背も見てみよう。
中深のヒトは去ってしまって、中深に居たのはチーム別館の二人だった。「どう、上がってる?」「ムニャムニャ・・・」良く聞こえないが、上げたところを2回ほど確認していた。で、その周りをチェックしようとしたら・・・
ガックン!
げげげ、またやっちまった!アンカーがらみ‼️
「すんまへん、すんまへん」もう、最低だ。。。「バックすればすぐ取れるよ」とかのお言葉が嘲笑しているように聞こえる。すぐに外れた。もう、イヤ!席に戻ろうとしても左に力が入らないし、痛いし。15m程、神社寄りに流された。えっ!っと思った。
画面、1/3真っ赤ッか!
即、右手投入〜〜!
分厚い群れが入ってきている。タマゲた。急にココロも身体も復活した。エレキを操作しながら、流されつつの投入なので、群れはすぐに行き過ぎてしまった。仕掛けチョイ上げ。例の二人乗りまで近づいて、アンカー投下。深度は6〜7mをさしている。
また大きな群れ来た!
焦りまくりで1尾ゲット、すぐに消える。
しばらく待って、また群れ来た、もう一尾追加。デカイ!ぐるんグルン周りながら、抵抗しつつ上がってきて、なんとかゲット。
またまた消えてしまった。
ふ〜〜む、コリャ、何とかセニャナラン。
おおよそ午後3時に近くなったと思う。深呼吸して、場所を入れ直そう、ス〜〜〜 ・・・・ イデイデイデ〜〜 だめ、深呼吸無理。それでも努めて冷静を得ようとする。二人が変な動きをしている。はっは〜、な〜るほど、自前のロング・ロープを持ってきているのだ。それを引いたり、伸ばしたりして、この馬の背を東西方向に緻密に探る作戦だな。ふ〜〜ん、店のロープだけじゃダメなんだ、短いからね。来期はロープもアンカーもマイグッズを用意しよう・・・

彼らの南東シモに一旦移動、ここが9〜10m。タマに通るが、1〜2尾程度だ。狙いは大群れだ。これから水中のお山を探索するのだ。もう一度、深度図を見てみよう。

馬の背のお山は東西に長い。この部分を考察するならば、、、赤城大沼はカルデラ湖、すなわち火山活動で凹んだその大きなカルデラの最も低い部分の大穴に水が溜まって形成された。その穴の一部からガスが吹き出たり溶岩が流れて小山が形作られた。その小さな溶岩の小山は水没した。それが馬の背物語だ。昔、うちの玄関の下駄箱の上に、これを模したような化粧板に乗った磨きを入れた御影石かなんかの安っすい置物があった事を思い出した。
それは兎も角、山の頂上の南・東にうまく入れた。エレキで前後している間にもそこそこの群れが通りすぎているのだ。
先ほどまで左後ろにいた二人乗りが、今度は目の前、左手に見える位置取りとなった。
来た! ヅメ!(ばき)
入れた、即、Wでゲット!
ところがだ、それまで赤虫だったもんだから、掛かった鉤は死に鉤(エサ無し鉤)になる。すぐのシロサシ、チョン掛け!で再投入。
左の竿(トンキンケーン42)は、すでに回収してしまっている。右手はトンキンケーン33だ。いずれもテスト中の穂先だ。

トンキン33 これがこの後いい仕事をしてくれる
3回上げた。W、W、シングルとか。なにしろ、仕事が速い。4〜5mなのだから。
っで、あれっ? 群れが消えないぞ!
3回ほど上げたところで、頭の冷静さが冴えた。
ここまでは5g(1.5号)使いで浅場といえども、かなりカッタルイ。ともかく >゚)))ワカサ>< が待っているのだ。しかも、全赤から全シロに交換できた。。。そこで、登場させるのが、、、3号オモリだ。トンキン42でさっきまで使っていて手元にある。ちゃっちゃか交換した。2秒でオモリチェンジ、これフツー。
すると、どうだ。
投下1秒で着底〜〜! ウソじゃないよ、ウソだと思ったら、3号オモリをイスに上って落とせばわかる。仕掛け2.3m、タナ4〜5m、オモリが落ちるのは3m程度だ。だから1秒だ。
さらに3号オモリに期待して試してみたのが「向こう合わせ」だった。
ワカサギ釣りで意識的な追い食わせは、結構難しい。激しいアタリで「3尾付いたもんね〜」とかゆって上げたら一匹、とかゆーのはしょっちゅうある。逆に、知らない間にいっぱいついているとか。而して他のエリアの腹減らしの >゚)))ワカサギ>< が連掛けになるのは、ま、普通だとしても、ここ赤城大沼の魚たちは基本的に飽食だ。山の水がスイスイ入ってくるから、プランクトンがいっぱいいるわけ。
4〜5mの浅場で3号オモリ。勿論、宙吊りだ。大群にフカセなんてのは退場させろ❗️
だから・・・当たってもいちいちアワセないで、ガクブル状態を見物してみた。もう大変。作戦遂行、大当たり。W、トリプル、当たり前。2度フォースがあった。そのうち、一尾は5尾から1落ち。。。
下手にサソイをくれるよか、掛かった>゚)))ワカ>< を泳がせた方が魚同士の波長が合うエサ・鉤の動きとなる。ある意味、究極のサソイの一種だな。こうした多点掛け・連掛けが効く時はひとつだけ注意事項がある。それは
軽いオモリを使わないこと。
食い上げられて仕掛けが絡んだら悲惨なことになる。3号オモリはそういう利点もあるのだが、赤城の巨大魚に対しては最小クラスとも言える。神流湖や合角では、年金ジジイたちがフツーに5号を使っているんだかららね。
ただしだ、連中がばか長いグラス穂先を使うに対し、こちらはコンテンポラリーな電動に心血を注いで研いだ竹の短ザオだ。さらには常に美しくありたいしね〜 竹竿には決して見えないルックスに腐心の日々。
こういう好調時に使った竿はどうしても、嫌だってお気に入りになる。トンキンケーン33S最高〜!なんつーか、腰でしっかり受け止めてくれているし、超反発力。トンキンの面目躍如❣️
これがどうだろう・・・30分だったか、40分だったか、続いた。2回真っ白になったが、それでもすぐに入ってくる。消えても安心してエサ交換、しかもチョン掛けなので、実に楽天だ。来れば1秒落下。それが安心の元。
結果、この爆釣は58尾、馬の背計、60尾。最終的に88尾は今季のベストスコアとなった。爆釣が始る頃、別館チームの2人組がカミに移動してしまったのもよかったのかもしれない。岸に戻って、ううう〜(泣崩)しながら釣果を報告すると目茶苦茶喜んでくれた。「やったじゃないですか〜」まあ、タケシ君の素人向けの言葉と理解した。それでも後から後から・・・涙がこぼれ・・・ナカッタ。 ☆\バキッ!
そうこうしていると何人かの若者たちに取り巻かれた。すわ、ジジイ狩りか⁉️
否、カタツムリを発注したい人達が待っていて、つかまってしまったのだ。色々偉そうな事をしばし開陳した後、けっこう満足して帰路についた。
大体にしてからが、別に浅場をやるのが始めてなんてこたあ無いけれども、それでも沼尻・水門・本館前なんかには滅多にいかない。凝り固まった手前常識があって、浅場の >゚)))ワカサ>< は緑色が出る、とか、ジャリジャリする、とか、ピンクが存在しないとか。
だけどね、どうやら馬の背の >゚)))ワカサ>< は少々違っているようで、大小に分けて調理してもらったが、悪い心配は無用だった。とりわけデカサギのフライは絶品だった。おすすめだ。
なお、馬の背の釣果には少し残念なことがあって、>゚)))><のサイズが揃わない。大小混じりの典型ポイント。まあ、贅沢過ぎるお悩みだ。
そして・・・・氷上だ!
指折り数えてみれば、バナナボートの南国天気から、たったの7週間・50日程度で一気に氷の世界となったわけだ。


いいねえ〜若女子カップル、秘伝KTMワイドバージョンでイレパク〜〜


あのままの馬の背だな、こりゃ・・・



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