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電動リール/滑りが発生する前にメンテナンス

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みなさん、おはようございます。

雨模様が続き、今日は大風 (;゚Д゚)

外仕事が関連する新規商品の準備がはかどらないので
発表は来週早々になります。勘弁して下さい、、<(_ _)>



そこで・・・お役立ち情報をば・・・

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 本日は電動リールのメンテナンス法

 ぜひしっかりお目通しの上 

 普段やってない方は 必ずメンテをやりましょう

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 秘伝電動リールのメンテナンス

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秘伝電動リールは軽量化を徹底したため
スプール&プーリー周りはオープンエアです。

そのため、トラブルシュートや手入れがし易い。

たとえば、よしんば、滅多にないことですが、
シャフトにラインが巻き付いてしまった!
こんな場合でも、おおよそ 数秒か 数十秒で
トラブルから脱出して釣りを再開出来ます。


ところが

サカナを沢山釣るほどに・・・

  水中の汚れ、サカナの油脂などが付着する

ようになります。

メンテせず、放置したままだと
部分的に滑りが発生したりします。

なので、くれぐれもメンテよろしくお願い致します。




つい最近、ミニターボ<PRO>をゲットされた
北海道のNKさんから ↑↑↑ のキットを追加で

昨日、ご注文・・・ん?


「あの~
 今期から~ ウチのデンドーは~
 最新型の~ マグ~システムに~
 なったんですけど~ 
 今度のは~ 超~長持ちするので~
 その投資は~ 無駄じゃないすか~~?」



そしたら、
当方のデータのご購入履歴にはない
クワトロを2機ご所有で、それらが滑る!

ということなので、新マグシステムをぜひ搭載したい
と言う事でした。。。

なので、この際、しっかりレポしま~~す!


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 滑るのは 汚れたままだから!

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クワトロというより秘伝電動リール全般についてですが
滑る理由はスプール&プーリー部分だけではありません。


  滑るようになってしまった

     ↓ ↓ ↓

  当初は 勿論、滑らなかった

     ↓ ↓ ↓

  メンテしてやれば、あるいは

  最悪でも パーツ交換すれば 新品同様になる

(上掲の新マグシステムは 新品以上になりますが)


という、ごくごくアタリ前のことですので
以下お手入れ方法などをご案内致します。


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 汚れる部分

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長期間メンテしてないと 主には



 1)モーター軸上プーリーのミゾの汚れ

 2)駆動側プーリーのミゾの汚れ

 3)駆動リングの汚れ

 4)シャフトの汚れ


 などが 正常な駆動を妨げてしまいます。

こちらがスプール&プーリー周りの概念図。




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 各部ごとの対処法

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 1)モーター軸上プーリーのミゾの汚れ

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薄茶色の付着物があれば、それが汚れで、これがミゾに
あるとかなり滑らせてくれます。


 <モーター軸上プーリーのお掃除方法>

①リングを外し、電動に電源を入れて、普通のスピードで
 モーターを回転させます。


②爪楊枝の先端を回転している軸プーリーの汚れに
 当てると簡単に取り去ることが出来ます。


③必ずしも必要ありませんが、アルコールや脱脂剤をつけた
 綿棒で、軸プーリーをきれいにするとベターです。

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 2)駆動側プーリーのミゾの汚れ

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①これは汚れを発見するのは比較的簡単ですが
 注意点もあります。

 アルミスプール&プーリーの場合だと溝が深い設計で
 ミゾの横、サイドの壁についているものは、案外
 わかりずらいです。そこも滑りの原因になります。


②ハブラシに中性洗剤をつけて、こすって取れるようならOK
 水ですすげば完了です。

 ※洗剤は徹底的に脱脂出来る「ジョイ」がおすすめ。


③長年メンテしてないと
 頑固にびっしりついている場合があります。
 固着して、簡単に取れない場合もあります。

 サカナの油系の汚れはなかなか取れなくなります。


  ちなみに昨シーズン 
  岩洞湖のあのユーザーさん(今年から超硬の人)が

   滑る、滑ると

  何回も言うので、送っていただいた・・・

  見てみると、モーター軸上にも、駆動プーリーにも
  汚れがベットリ・・・(-_-メ) ウウウウウ ダミダコリャ



  特に、駆動プーリーの側面がひどく、なかなか
  取り切れない・・・(-_-メ) イライライライラ




  なんと、3時間近くかけて  (¬¬;) オリワ イソガシイノッ



  ようやく スッキリ \(TOT)/





  か~~~ オメー、いい加減にしろよな~~~
  頼むから これからは 自分でやれよな~
  テキな?

  岩洞の水はそんなに汚れてるンか
  テキな? ・・・  (¨ )☆ バキ \(--メ)

  あとさ~

  オートストッパー用ウキ止め糸がデカ過ぎンだろ~
  そんなんで よくも釣りができンな~~~
  テキな?

  せめて
  その 1/15の大きさ にしろよな~~~
  テキな?

  多分、ご本人も初めて見る絵でしょうが
  わかってのかよ~~

  しかも バリバスの糸なんか使っちゃって~~
  敵ナ 敵ナ ・・・ トリマ トリマ

   (。_゜)〃☆”\ バキッ!




 こうした場合は、蒸しタオルでスチームします

 出来るだけ熱いお湯のタオルをしっかり絞って
 その中に包んで放置し、しばらくしてから作業します。

 完全に冷たくなってからではマズイとので
 タオルがヌルい程度になってからやります。

 この場合、固着物が取りにくいと、つい硬いもので、
 つまりピンセットや針などでやりたくなりますが、

   ソレダメ~~~!

 爪楊枝や割り箸を削ったものなどを使って下さい。
 ややになったら、ハミガキです。

 


 あ、、、今朝まだ、ハ~ミガイテネ~~

  (*x*) ★\ ( ̄  ̄;) バッコンッ!!


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 超微妙なセッティングで ほぼ無音になる?


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 秘伝の電動リールは 超~ 静か~~

 となりで釣っていてもほぼ聞こえない・・・

 というのは、すでに定評となっていますが
 その中でも 若干の個体差 があります。

 それは うるさいものもある、ということではなく
 みんな 大概は めっちゃ静かだけど~ 中には 


   ほとんど無音になる

 
 という、超々静粛な 個体もある!  んです・・・


 駆動側プーリーをシャフトに通した後、スペーサー
 その後、長い方のストッパーゴムをハメますね、、、

 その際、そのゴムの位置の 超微妙なセッティングで
 本当に 無音に近いような メチャ静かな個体が・・・

 実はコレ、個体差なのか、セッティングでこうなるか
 いまんところ、判定出来ていないんです。

 今回の新型モーターは さら~~に静かなので
 テスタユーザーさんには
 ぜ~~ひ チェックしてもらいたい。。。


 触っている本人もモーターが回っているか、どうかが
 わかんないようなのが。。。

 だから、内部のストッパーゴムの位置もめちゃ重要。
 試してみて下さいな。

 ただし、これ、普通の釣りの時のスピードでの話し。
 マックスパワーではそれなりの音はでます。
 それは ヤバいので 現場ではやらないでね。


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 3)駆動リングの洗い方

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 駆動リングは高品質なものを採用しているので
 長持ちします。

 使い方により、何シーズンでもつかえるので
 それ自体の交換より洗って使う方がコスト安です。

   やり方は簡単で、

①手に泡立てた中性洗剤を取り、手の中で揉めばOK。

②テンション性を失いずらい品質ですが、それでも
 ハメっぱなしだと若干の伸びがあります。

 リングは最重要品のひとつですから、これについても、
 気を使ってあげれば、あげるだけのことはあります。

  ということで、これを徹底するなら

 釣りが終わった時点か その晩にでも
 リングを外しておくとグッドです。

 私のバヤイは前者で、

 釣り終了時、ラインを巻き取り仕掛けを外した後
 リングを外す。この作業を一連でやります。


③リングを外すのは、全部取り去ってしまうのではなく、
 大きい方の駆動側のスプールから外したら
 スプールとプーリーのスキマに置くようにします。

    つまり

 モーター軸上プーリーからは外さないようにすると
 次回、ハメ込むのがラクチンです。



④駆動プーリーに装着するのは

 釣りに出かける前の晩か、現地で出来ればそれでも良し

 で、

 この、一回の釣行毎に外しておく方法が、
 最高のパフォーマンスを継続させられるやり方です。

 そんなに手間でもないので、ぜひ採用して下さい。

    ただし

 今期発売ののIMPACTやミニターボ系は
 指先で簡単にリングの脱着・装着が可能ですが

 クワトロ系、プレミア<DR>などは、
 奥が深いので、必ず ピンセット をご準備下さい。

 モーター軸上プーリーから外れても、穂先フォルダーを
 外して、上の穴からピンセットで処置出来ます。

 ピンセットは必ず釣り場に携行した方が良いでしょう。

 ダイソーなど100円ショップには
 プラスチック製のピンセットがあるのでお奨め。


⑤最後に!
 シーズン終了時には 必ず、リングは
 外しておきましょう!

 これでかなり善処出来るはずです。


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 最新IMPACT と ミニターボ<PRO>

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 このあと発売される新型電動リールの2機種の

 モーターと汚れの関係の件ですが

 今回のは 強力なパワーがあるんで 多少の汚れとかが
 くっついていても ジャンジャン 巻く!

 滑り無し、、、と思われるかも知れませんが
 やはり メンテナンスは必要です。
 忘れないでね。
 

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 潤滑油関係は 一切必要なし!

 潤滑系は 絶対に 使用禁止!


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 PEにつける薬だとか、CRCみたいなものは
 一切、不要です。

 絶対に使わないで下さい。
 潤滑油は不必要な設計です。


 普段は、シャフトをティッシュでふき取る程度でOK
 簡単に出来るメンテですから、やって下さい。

 シャフトが汚れていると回転やスプールの落下や
 移動にかかわります。


上掲の スプール&プーリー概念図 をご覧になり
ハメ込む順序を覚えて下さい。

一度、覚えたら、あとはメンテも簡単ですので。


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 秘伝スーパーコートは 実力あります

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潤滑ではなく 撥水・防汚の視点から 準備した

  秘伝スーパーコート


こちらは

釣り道具の中でも
いっちゃん 汚れがちなワカ電動を
ウロコの付着から守ろうという発想です。

テスターバージョンからは 電動リール本体は 
全て スーパーコート処理済で 出荷です。

いつもきれいな電動リールで すがすがしく
釣りをやっていただきたい。

本音では 

ウロコめちゃつけて送られて
修理依頼されるのがとっても イヤ~~

  (x_x) ☆\(^^;) コラコラ~ッ

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では、この後も弊社製品を活用され
釣りを心ゆくまでお楽しみ下さい。

その他ご不明点やご質問等ありましたら、
是非、遠慮なしにメールして下さい。

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