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秘伝竹穂先<超解説・その一>

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みなさん、おはようございます。

<お願い>

  ヤフーメールで数日前までに

  システム障害があったようです。

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  メールが未着などの場合、再度、ご連絡を

  よろしくお願い致します。

  (当方はヤフーメールを利用していません)


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<秘伝竹穂先について・超解説・その一>



一口に竹素材と言っても様々な種類や個体があります。

秘伝で主に取り扱っているのは、

真竹・煤竹・小舞竹・虎竹・不明竹などです。


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真竹(信州竹・上州竹)

(製品SS・GS・GX・GT-S・GT-Xなど)


その特徴は、しなやかで、穂先に仕立てると

やわらかなフンワリしたイメージのアタリが出ます。

主に節間が長く直進性のあるもので、おおよそ

15~30年ほど寝かせた素材を採用しています。

また、全体的に柔らかいため、調子的には

胴調子のタイプに仕立てています。

通常、クリーム色の滑らかな表面であるため

カラー塗装(ブラック・赤・ワインなど)を行います。


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煤竹(ススダケ)


古民家の囲炉裏まわりとか、屋根裏の構造体などに

長年月に亘り使われてきて、薫煙で燻され、乾燥と

湿潤の繰返しで素材の密度が詰まり、堅くなり

切削すると柔軟性を取り戻す特殊な竹素材です。

主には、真竹や孟宗竹が使われてきたのでしょうが

固体ごとに歴史が有ること、すなわち様々な固有の

体質(?)があるため、実際の切削により選定を

行わないといけません。

決定的に堅いものがあるかと思えば、非常に柔軟で

驚かされるような個体もあります。

全体的には厚み部分は堅いので、秘伝では主に

先調子タイプで仕立てています。

(マイティ煤竹各種)

昨年、新潟県の海沿いの地方の、とある散髪屋さんの

納屋で発見された囲炉裏のセンター竹はそれはそれは

真っ黒黒すけだったので、お預かりしてからしばらくは

放置していましたが、削ったら驚異的なしなやかさと

敏感性を有していました。(マイティ煤竹<激釣>)

なので、<激釣>は、根本部分に付着した、まさしく

真っ黒な煤(スス)をあえて残したまま出荷です。

ちなみに材料の残り少なく、シビア系の釣りをされる方は

お急ぎ下さい。。。


堅い煤竹の特徴を生かしたバリエーションのひとつに

超ロングのボート用タイプがあります。

2節を使用したものですが、グラスやカーボン系の

長穂先とは完全に一線を画しています。

アタリが強烈です(笑)

長さのモーメントによる手感の増大ということも

ありますが、リアルさは抜群なので、この時期、

ボート釣りをされる皆さんにはオススメです。

(この項、続きます)


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