みなさん、おはようございます。 <お願い> ● ヤフーメールで数日前までに システム障害があったようです。 ヤフーメールをご利用の方で、当方からの メールが未着などの場合、再度、ご連絡を よろしくお願い致します。 (当方はヤフーメールを利用していません) ・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・ <秘伝竹穂先について・超解説・その一> 一口に竹素材と言っても様々な種類や個体があります。 秘伝で主に取り扱っているのは、 真竹・煤竹・小舞竹・虎竹・不明竹などです。 ・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・ ● 真竹(信州竹・上州竹) (製品SS・GS・GX・GT-S・GT-Xなど) その特徴は、しなやかで、穂先に仕立てると やわらかなフンワリしたイメージのアタリが出ます。 主に節間が長く直進性のあるもので、おおよそ 15~30年ほど寝かせた素材を採用しています。 また、全体的に柔らかいため、調子的には 胴調子のタイプに仕立てています。 通常、クリーム色の滑らかな表面であるため カラー塗装(ブラック・赤・ワインなど)を行います。 ・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・ ● 煤竹(ススダケ) 古民家の囲炉裏まわりとか、屋根裏の構造体などに 長年月に亘り使われてきて、薫煙で燻され、乾燥と 湿潤の繰返しで素材の密度が詰まり、堅くなり 切削すると柔軟性を取り戻す特殊な竹素材です。 主には、真竹や孟宗竹が使われてきたのでしょうが 固体ごとに歴史が有ること、すなわち様々な固有の 体質(?)があるため、実際の切削により選定を 行わないといけません。 決定的に堅いものがあるかと思えば、非常に柔軟で 驚かされるような個体もあります。 全体的には厚み部分は堅いので、秘伝では主に 先調子タイプで仕立てています。 (マイティ煤竹各種) 昨年、新潟県の海沿いの地方の、とある散髪屋さんの 納屋で発見された囲炉裏のセンター竹はそれはそれは 真っ黒黒すけだったので、お預かりしてからしばらくは 放置していましたが、削ったら驚異的なしなやかさと 敏感性を有していました。(マイティ煤竹<激釣>) なので、<激釣>は、根本部分に付着した、まさしく 真っ黒な煤(スス)をあえて残したまま出荷です。 ちなみに材料の残り少なく、シビア系の釣りをされる方は お急ぎ下さい。。。 堅い煤竹の特徴を生かしたバリエーションのひとつに 超ロングのボート用タイプがあります。 2節を使用したものですが、グラスやカーボン系の 長穂先とは完全に一線を画しています。 アタリが強烈です(笑) 長さのモーメントによる手感の増大ということも ありますが、リアルさは抜群なので、この時期、 ボート釣りをされる皆さんにはオススメです。 (この項、続きます) ・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・—・ |
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秘伝竹穂先<超解説・その一>
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